| 書名 | 散文文学〈説話〉の世界 |  |
| シリーズ名 | 講座日本の伝承文学 第四巻 | |
| 著者 | 江本 裕・徳田和夫・高橋伸幸編 | |
| 本体価格 | 5335円 | |
| ISBN4-8382- | 3048-6 | |
| 発行年月 | 平成8年7月 | |
| 判形・製本 | A5判・上製 | |
| 在庫情報 | 有 | |
| 口頭の民間伝承はもちろんのこと、民俗を越えて、文字の文学に深くかかわって存在してた「伝承文学」。『講座 日本の伝承文学』は、口承文学の領域にとどまらず、文学事象全体の伝承性に及ぶものとなるその研究の体系化をめざして刊行するものである。 | ||
| 〈総論〉散文文学〈フルコト・ハナシ〉の伝承性（江本裕）〈フルコト・ヨツギ・ヨミ〉コト・フルコト・カタリゴト─「昔話」の成立をめぐって（福田晃）／フルコトの中央・地方（三浦佑之）／ヨツギと系譜（内田順子）／ヨツギの物語化─大鏡とその語り手（森正人）／ヨツギと史書─愚管抄・神皇正統記を中心に（追塩千尋）／ヨミの系譜（福田晃）／ヨミと勧化（堤邦彦）／ヨミと読本（井上啓治）／ヨミの口演─江戸軍談から実録類まで（小二田誠二）〈コト・ハナシ〉説話の霊異・霊験─日本霊異記の場合（中村史）／説話と唱導─『草案集』所収の「天台大師供表白」を中心に（村上美登志）／説経と説話（石井行雄）／説話と随筆（浅野日出男）／説話と在地─沙石集・神道集など（大島由紀夫）／説話集の方法─今昔物語集を中心に（原田信之）／説話集の出典〈一〉〈二〉（高橋伸幸）説話集と評論─発心集・撰集抄の世界（浅見和彦）／悪態の狂歌問答説話（徳田和夫）／咄之本の素材─奇異雑談の世界（和田恭幸）／咄の編集（小林幸夫）／説話と草双紙（高橋則子） | ||