書名 絵解く 戦国の芸能と絵画
―描かれた語り物の世界―
編者 小林健二
本体価格 3500円
ISBN978-4-8382- 3364-9
発行年月 2020年3月
判形・製本 B5判・並製・213ページ
在庫情報

語り物芸能が絵に仕立てられ、室町から江戸の世に広まる様子と文化史的意義を国文学と美術史の視点でひもとく

【目次】
はじめに
◆序論 描かれた語り物の世界
『源義経一代図屏風』を読む (小林健二)

手錢記念館蔵烏帽子折物語絵巻貼付屏風 解題・翻刻 (粂汐里)

◆平家物語扇面画帖を読む

海の見える杜美術館蔵「平家物語図扇面画帖」について―場面解釈と本文離れをめぐる検討― (鈴木彰)

江戸時代前期の平家物語図扇面について―海の見える杜美術館所蔵「平家物語扇面画帖」を中心に― (龍澤彩)

◆幸若舞曲・古浄瑠璃を描く

語り物系絵巻をめぐって―附『堀江物語絵巻』断簡四枚紹介― (石川透)

ベルリン国立アジア美術館蔵《烏帽子折絵巻》―分析と分類― (酒井公子)

江戸前期の幸若舞曲絵巻・絵本の制作―「大織冠」と「敦盛」を例として― (恋田知子)
風俗表現と物語絵―『むらまつ』の場合― (齋藤真麻理)

◆絵師と筆者
狩野春雪による幸若舞曲絵巻制作 (谷川ゆき)

作品紹介 住吉如慶筆「堀川夜討絵詞絵巻」について (下原美保)
賀茂別雷神社若宮祢宜西池季通の日記に見える狩野永納 (海野圭介)

◆付編
幸若舞曲絵入り本一覧

あとがき
執筆者紹介



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