書名 万葉歌生成論
シリーズ名
著者 真下 厚
本体価格 8476円
ISBN4-8382-3136-9 C3395
発行年月 平成16年9月10日
判形・製本 A5判・上製
在庫情報
文字に記され今日に伝わる『万葉集』の歌は声としてどのように生み出され、どのようにはたらいたのか。声の世界、歌ことば、発想・表現、歌群構成の問題を通して、声に発せられた歌の『万葉集』への定着を論じた注目の書。

【目次】
第一部  万葉歌と声の世界
ヨミの文芸としての万葉歌/声の世界の初期万葉歌/声の歌と万葉歌/万葉歌における声の世界/声と文字の万葉歌
第二部 万葉歌の歌ことば
水の聖地の「上」/奥山/潮干
第三部 万葉歌の発想・表現
長意吉麻呂応召歌の賛歌性/行幸従駕一首の景/通いの歌と馬/「夢に見ゆ(る)」とうたうことは/「−事物等+そ」型の歌をめぐって/万葉類歌の表現
第四部 万葉歌の歌群構成
柿本人麻呂留京歌群の発想と構成/柿本人麻呂歌集皇子献歌群の構成と機能/藤原麻呂・大伴坂上郎女贈答歌の生成/大伴坂上郎女贈答歌群の成立/大伴家持諸群巡行歌群の構成
付論  奄美の呪歌と古代文字



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