書名 諏訪信仰の中世 神話・伝承・歴史
シリーズ名
編者 福田 晃・徳田和夫・二本松康宏
本体価格 4800円
ISBN978-4-8382- 3288-8
発行年月 平成27年9月
判形・製本 A5判・上製・340ページ
在庫情報
陬波大王の縁起、諏訪の地に繰り広げられた守矢との神戦、甲賀三郎の物語などの神話に分け入り、御射山の狩り祭、我が身をもって神となった大祝の即位と託宣、鷹術の秘儀、神楽と芸能など、受け継がれた伝承と向き合い、神宮寺の本地仏たち、神道集への道、京都諏訪氏の活躍など、中世の諏訪の歴史を紐解く。最先端の「諏訪学」への挑戦。
【目次】
総論
 諏訪の中世神話──神道集の時代  福田  晃
 諏訪信仰を拓く──諏訪神楽の視界から  山本ひろ子
伝承
 諏訪縁起の変容──陬波大王から甲賀三郎へ  二本松康宏
 大宣としての『陬波御記文』  真下  厚
 『神道集』の中の諏訪と上州  大島由紀夫
 鷹書からみた中世の諏訪
─廣田宗綱書写『才覚之巻』記載の諏訪の言説を端緒として  二本松泰子
 「七不思議」の中世伝承──巷説、そして諏訪と天王寺  徳田 和夫
歴史・民俗
 真言宗以前──諏訪における鎌倉〜南北朝期の寺院展開  渡辺 匡一
 諏訪の神宮寺  小林 崇仁
 中世後期諏方氏の一族分業と諏訪信仰  村石 正行
 中世諏訪の狩猟神事──稲と鹿・葦と薄   永松  敦



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