書名 唱導文学研究
第十一集
シリーズ名 唱導文学研究
著者 福田晃・中前正志編
本体価格 8500円
ISBN 978-4-8382-3314-4
発行年月 平成29年6月
判形・製本 A5判・上製・373ページ
在庫情報
寺院内部・周縁の唱導活動から、それと直接・間接にかかわった文学活動を、文献実証を重んじながら「唱導」・「唱導文学」の世界を広く研究する、唱導研究会の成果を論攷編(唱導・唱導文学研究・唱導と文学)・資料編(注釈・翻刻・影印)という二本の柱にそって集成したシリーズである。

〔論攷編〕
鎮護国家の仏教の儀礼と芸能──迦陵頻伽の飛翔、浄土の美声──(松尾恒一)/聖徳太子の兵法──文保本系「太子伝」をめぐって──(福田晃)/『神道集』本文の形成環境に関する一考察──本地仏歎徳詞章を起点として── (大島由紀夫)/『説経才学抄』覚書──演変の様相──(藤井佐美)/『神道雑々集』典拠攷──覚明『三教指帰注』について──(佐々木雷太)/行誉書写本『八幡宮愚童訓』考(小助川元太)/『今昔物語集』と『大乗法苑義林章』──道慈・神叡論義説話の意味──(原田信之)/京都女子大学図書館所蔵『七小町物語』翻刻と覚書(中前正志)/近世期における鷹術流派の派生と放鷹伝承──依田氏伝来の祢津家鷹書を端緒として──(二本松泰子)/「百合若説経」(壱岐・対馬)の伝承世界(福田晃 )
〔注釈編〕
『神道雑々集』下冊「四、山王権現叡竺麓時分之事」(山本淳)



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