書名 熊野からケルトの島へ
 
著者 桐村英一郎 著
本体価格 2000円
ISBN978-4
-8382-
3299-4
発行年月 平成28年5月3日
判形・製本 A5判・並製・218ページ
在庫情報

ケルトが信じた不老不死の楽園常若
古代熊野人にとっての永遠の異郷
常世
ユーラシア大陸の両端をつなぐ理想郷への憧れと死と再生の精神世界を訪ねて

【目次】
常世の国と常若の国(プロローグ)/大陸のケルトと島のケルト/通じ合う熊野とケルト/今なお新鮮な梅棹忠夫説/双方に流れる優しい空気/司馬遼太郎が見た道路標識/「何でもあり」の熊野は心地よい/暖流がそれぞれの風土をつくる/「マッサン」が学んだ半島の町/火山活動が生んだ共通の奇観/輪廻転生、ケルト人の死生観/熊野権現も天竺から来た/常若の国から乙女の誘い/ケルト神話と浦島伝説/小泉八雲が結ぶ現世と霊界/オーク=カシではない/食に絡んだ日本のカシワ/イチイの森が町の名に/南方熊楠のちょっと怖い話/タラの丘は心の故郷だ/中洲の空にトビが乱舞する/ニューグレンジに圧倒された/スコットランドの島に巨人が集う/神々が宿る熊野の巨岩/無社殿神社に祈りの原型を見る/自然信仰の根強さが熊野の魅力/大地の女神に許可を請う/熊野のヒロインはイザナミノミコト/闘う女性メイヴとニシキトベ/異教徒への巧みな布教/古い神々が残ったアイルランド/「持ちつ持たれつ」の神と仏/ケルトも熊野も寛容だった/絶海の孤島に籠るケルト修道僧/俗界を離れ山中に庵を編む/「棺桶船」でめざした新天地/海の彼方に幸せが待っている/反骨が島のケルトのバックボーン/パブの老歌手は英国嫌いだった/島国の権力なんてちっぽけだ/地球のための手を結ぼう(エピローグ)



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