| 書名 | 比叡山仏教説話研究─序説─ |  |
| シリーズ名 | 三弥井研究叢書 | |
| 著者 | 松田宣史著 | |
| 本体価格 | 12000円 | |
| ISBN4-8382- | 3127-Ｘ | |
| 発行年月 | 平成15年11月 | |
| 判形・製本 | A5判・上製 | |
| 在庫情報 | 有 | |
| 比叡山関係の仏教説話が成立する背景を中世日本天台史の観点から論じ、平安時代から江戸時代初期の諸作品に、延暦寺や園城寺の僧が具体的にどのように関わっていたかが明らかにする。また、中世比叡山説話集『依正秘記』初めての影印・翻刻・注釈・解説を掲載し、室町時代の数少ない比叡山説話の比叡山説話の究明に大きく寄与する一書。 | ||
| 第一章 中世叡山説話と天台僧 第一節 『今昔物語集』巻第二十「良源僧正、成霊来観音院伏余慶僧正語第八」本文考─叡山文庫蔵『依正秘記』『山門要記』に見える説話─ 第二節 台密血脈譜裏書の尊意・平燈・明救説話─恵尋・快雅・慈胤の考察─ 第三節 『平家物語』の成立圏─『源平盛衰記』の山門関係記事から─（上） 第四節 『平家物語』の成立圏─『源平盛衰記』の山門関係記事から─（下） 第五節 頼豪説話の発生と成長 第六節 『百人一首』古注における行尊像 第七節 園城寺の鐘伝承─『園城寺古記』・『寺門記』を中心に─ 第二章 『法華経直談鈔』校勘 第一節 『法華経直談鈔』校合─参照『法華経鷲林拾葉鈔』─ 第二節 『法華経直談鈔』校合分類 第三節 『法華経直談鈔』校勘 第三章 叡山文庫蔵『依正秘記』の研究 第一節 『依正秘記』影印 第二節 『依正秘記』翻刻・索引 第三節 『依正秘記』略注 第四節 『依正秘記』解説 |
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