東日本阿部貞任伝説の生成史

書名	東日本貞任伝説の生成史
著者	阿部幹男
本体価格	7600円
ISBN978-4-8382-	3237-6
発行年月	平成24年10月
判形・製本	A5判・上製
在庫情報	有
前九年・後三年合戦、奥州合戦にまつわる文芸や芸能とのかかわりの中で安倍貞任を中心に安倍氏、清原氏、藤原氏の伝説が在地にいかなる形で根付き継承・享受されたか。時代背景をふまえ、その様相と軌跡を解明する。
【目次】巻頭言第一部　能『貞任』と浄瑠璃『袖萩祭文』序　章第一章　軍記物語への表出第二章　室町時代の芸能第三章　奥州合戦物と『袖萩祭文』第二部　東日本各地の伝承―鳥海大権現と尾上前― 第四章　仙北・平鹿・雄勝地方―神宮嶽伝説― 第五章　由利・庄内地方―鳥海山大権現― 第六章　置賜地方―卯の花姫伝説― 第七章　吾妻磐梯・信夫伊達地方の伝承第八章　旧仙台・盛岡両藩の伝承―白糸姫物語― 第九章　陸奥の安倍伝承―高星丸― 第十章　全国各地の安倍伝承第十一章　伝承形態と管理者資料編奧浄瑠璃『八幡太郎奥州記　全』（宮城教育大学図書館蔵）『御領分神社仏閣縁起』（秋田県大仙市藤原家蔵）初出一覧あとがき索引