書名 中世鷹書の文化伝承
シリーズ名
著者 二本松泰子
本体価格 7500円
ISBN978-4-8382- 3205-5 C0021
発行年月 平成23年2月
判形・製本 A5判・上製
在庫情報

本書は中世期に成立した鷹書類の中から、公家、地下、さらには諏訪流と宇都宮流の鷹術といったさまざまな属性を持つ鷹書について考察を進め、それぞれの特性を明らかにしつつ、その伝承背景となった文化諸相を論じたもの。

【目次】
序 章
第一編 公家の鷹書
第一章 西園寺家の鷹術伝承―『西園寺家鷹口傳』をめぐって―
第二章 政頼流の鷹術伝承―『政頼流鷹方事』をめぐって―
第三章 下毛野氏の鷹術伝承―山城国乙訓郡調子家所蔵の鷹書を
    めぐって―

第四章 下毛野氏の鷹書―他流儀のテキストと比較して―
第二編 東国の鷹書
第一章 諏訪流のテキストと四仏信仰
第二章 諏訪流の鷹術伝承(一)―「みさご腹の鷹」説話の検討
    から―

第三章 諏訪流の鷹術伝承(二)―「せいらい」の展開と享受―
第四章 宇都宮流の鷹書―『宇都宮社頭納鷹文抜書秘伝』をめぐ
    って―

結 章 中世鷹書の展開―越前国朝倉氏の鷹書をめぐって―
《資料紹介》宮内庁書陵部蔵『啓蒙集』
あとがき
初出一覧



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